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JP B11(サイドチェア TECTA B11) JP B11(Side Chair TECTA B11)

Prouvé,Jean

制作時代
Created year
1930頃
制作場所
Place of production
フランス
再制作時期
Recreated year
1996
発行者
Maker/Publisher
Jean Prouve(France) Tecta(Germany)
材質
Material
スチールパイプ,Steel-pipe
サイズ
Size
h.830mm w.470mm d.530mm 5100g 座面高:460mm
種別
Category
プロダクトデザイン _家具 _椅子
掲載図書
Publication book
名作椅子に座る : 武蔵野美術大学美術資料図書館近代椅子コレクションより 座って学ぶ椅子学講座 : ムサビ近代椅子コレクション400脚 : 記録集 ; [1]
登録番号
Assesion Number
199620000100
解説
Commentary
片持ち構造のスタッキングチェアである。フレームの主材はスチールパイプでできている。パイプの断面は背の部分では円形で、その状態のまま座面へ行き、さらに前脚の部分で楕円状になるが、単なる楕円ではなく中央部がへこんでいる形状になっている。楕円形状は続き、さらに後ろに廻るにしたがい再び元の円に変わってゆくという極めて複雑な構成をとっている。初号製造時に、このような技術が果たしてあったかどうかは疑問である。構造はパイプフレームの片持ち構造に成形合板の背と座があてがわれている。取付方法は、パイプフレームの左右に穴のあいたスチールのピースが付いており、それに背をあてがいビス止めという簡単な方法である。