肘付き竹座椅子(アームチェア) Bamboo Arm Chair(Arm Chair)
1948
再制作時期 Recreated year |
1948 |
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発行者 Maker/Publisher |
坂倉準三建築研究所 |
材質 Material |
竹,Bamboo |
サイズ Size |
h.790mm w.600mm d.680mm 11900g 座面高:330mm |
種別 Category |
プロダクトデザイン _家具 _椅子 |
掲載図書 Publication book |
座って学ぶ椅子学講座 : ムサビ近代椅子コレクション400脚 : 記録集 ; 2 名作椅子に座る : 武蔵野美術大学美術資料図書館近代椅子コレクションより ムサビのデザイン : コレクションと教育でたどるデザイン史 |
登録番号 Assesion Number |
197702000100 |
解説 Commentary |
木のフレームに対して、座と背は竹籠あみの技術を用いた角型のクッションでできている。背の左右に軸がついていて、ある程度回転し、座ったとき背もたれの角度が自由になるつくりになっている。座と背の表面に張ってある竹の皮は、用いる箇所によって幅を変える工夫がなされていて、その模様が大変美しい。内部フレームは台輪状の木枠が回っていてしっかりしている。同じ素材、構造でつくられたオットマンがある。日本的な素材の美しさが感じられる。日本の代表的な建築家である坂倉準三は若くしてル・コルビジェのアトリエで働き、シャルロット・ペリアンとも親交を重ねた。静岡の籠製作者の協力を得て、試作されたものである。 |