ヴィジュアルコミュニケーション
1976/12
技法 Technique |
B4変型上製函入り, 本文2C/3C |
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種別 Category |
特定蒐集 _杉浦康平装幀コレクション _装幀 |
編著者名 Author |
杉浦康平+松岡正剛編著 |
シリーズ名 Series |
世界のグラフィックデザイン |
出版事項 Publisher, Publication date |
講談社, 1976.12 |
巻号・年次 Volumes |
1 |
登録番号 Assesion Number |
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解説 Commentary |
『世界のグラフィックデザイン』シリーズ、全7巻中の異色作。単なるグラフィックデザインの本ではない。杉浦グラフィズムによる、古今東西に眼をとどかせた、全方位的な図像渉猟の踏破の目録である。刊行時のある書評では、「現代の奇書」と評された。 各章ごとに異なる地色が配され、白を背景とする紙面は1ページも無い。めまいするほどに詰めこまれた図像群は、近代デザインの語法が忘れ去ってしまったもの。その一つ一つが、宇宙の森羅万象に眼をとどかせようとする、人類の図像的想像力の結晶である。松岡のテキストが、各図が語る内容を、絶妙に結びつける。 本文レイアウトの背後には、周到に用意されたグリッドシステムが隠れこみ、微細な図像にいたるまで、その大きさ、位置、ネームとの関係……などを支配している。真の意味で、「実験」の名で呼ぶことができる出版物。 協力=海保透+鈴木一誌+赤崎正一+工作舎 四、脈動する本 文字|図像+テキスト(絵物語りを生みだす) |