ウィーン郵便貯金局の椅子(アームチェア No.247P) Arm Chair for Post Office SavingBank at Vienna(Arm Chair No.247P)
1902
再制作時期 Recreated year |
1985 |
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発行者 Maker/Publisher |
Jacob & Josef Korn (Austria) Gebrüder Thonet |
材質 Material |
ブナ材,革張り,Beech,Leather,曲木,Bentwood |
サイズ Size |
h.720mm w.570mm d.580mm 6500g 座面高:440mm |
種別 Category |
プロダクトデザイン _家具 _椅子 |
掲載図書 Publication book |
名作椅子に座る : 武蔵野美術大学美術資料図書館近代椅子コレクションより 座って学ぶ椅子学講座 : ムサビ近代椅子コレクション400脚 : 記録集 ; [1] ムサビのデザイン : コレクションと教育でたどるデザイン史 |
登録番号 Assesion Number |
198401000100 |
解説 Commentary |
オットー・ワグナーはウィーンの都市改造や鉄道計画を行った建築家であり、都市計画家でもある。彼はアール・ヌーヴォー様式や当時の最新の素材であるアルミニウムやガラスを用いて多くの建築を設計をしていた。ウィーンにある郵便貯金局の会議室で使われる椅子としてこの椅子はデザインされた。角材の曲木で脚やアームの手当たり部分に真鍮板をはり、背あたりに曲面をつくり、丸い穴を開けて装飾性を持たせている。モダニズムの基礎を築いた建築家も伝統的な装飾の有用性から思いきってぬけでなかったのかもしれない。 |