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アントチェア(サイドチェア No.3100) Ant Chair(Side Chair No.3100)

Jacobsen,Arne

1952

再制作時期
Recreated year
1971
発行者
Maker/Publisher
Fritz Hansen (Denmark)
材質
Material
チーク材,スチールパイプ ,成型合板,Teak, Steel-pipe, Formed plywood
サイズ
Size
h.770mm w.480mm d.480mm 3000g 座面高:440mm
種別
Category
プロダクトデザイン _家具 _椅子
掲載図書
Publication book
ムサビのデザイン : みんなのへや 名作椅子に座る : 武蔵野美術大学美術資料図書館近代椅子コレクションより 座って学ぶ椅子学講座 : ムサビ近代椅子コレクション400脚 : 記録集 ; [1] ムサビのデザイン : デザインアーカイブ50s-70s ムサビのデザイン : コレクションと教育でたどるデザイン史
登録番号
Assesion Number
197202000100
解説
Commentary
当時、工業製品的な家具を求めていたフリッツ・ハンセン社にヤコブセンが製造を依頼したものである。この椅子は初めて成形合板で背と座を一体にしてつくられたものである。9枚のベニヤを交差させながら型に入れプレスしている。板材を3次曲面に成形すると歪みが出る部分があるので、そこを削り取った結果このようなフォルムになった。当時の技術では曲げた後ベニヤに割れ目が入ることが多く、そこを目立たなくするためにパテ埋めをした後黒く塗装した。そのうえデンマークの椅子に多い3本脚にしたところ、全体から受ける印象が蟻のようだったので英語では「アントチェア」と名付けられた。